生徒さんの中に、
「香りで楽しむワイン」という
ワインセミナーを
作られている方がいらっしゃいます。
1回目は「果実」の香り、
2回目は「花」の香り
そして、3回目のテーマは
「ハーブ・スパイス」の香りです。
果実や花は、比較的わかりやすいですが、
ハーブ・スパイスというと
ちょっと分かりにくいですね。
そもそも、
ハーブとスパイスは、
何が違うの?
という疑問を抱かれる方も
多いのではないでしょうか?
ウェブで
Difference between herb and spice
と検索すると
沢山の記事が出ています。
記事によって、解釈が異なるのですが、
一番多いのは、
「ハーブとスパイスには明確は区別がない」
という解釈。なるほどね。
そんな中、あっ、これ正しいかな?
と思わせる解釈を幾つかご紹介しましょう。
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ハーブは葉、
スパイスは種
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これ、その通りの!と思いますが、
実際には、種でもハーブと呼んだり、
葉でもスパイスと呼んだりするものが
あるそうです。
そもそも、葉や種だけでなく、
茎や根も、両方に使われます。
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ハーブは生
スパイスは乾燥
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これもその通り!と思わせますが、
乾燥したハーブ、生のスパイスもあるそうです。
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ハーブは植物そのまま、
スパイスは植物を砕く。
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なるほど。
でも、例外ありそう。
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ハーブはイギリスで入手可能
スパイスはイギリスで入手不可能
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その昔、
イギリスで入手不可能なものを
インドなど海外から輸入していて、
それをスパイスと呼んだ。
ハーブは当時からイギリスで
入手可能なもの。
ふむふむ、
確かにイングリッシュ・ガーデンには
沢山のハーブがあって、
この説、結構説得力がありますよね。
いずれにしても
ワインの世界では、
「若くてフレッシュな」
ワインの表現には、
ミント
ヴェルヴェーヌ
ローズマリー
など、ミントを使います。
「熟成した」
ワインの表現には、
ナツメグ
シナモン
甘草
など、スパイスを使います。
ですから、一般的に
白ワインの表現にはハーブ、
赤ワインの表現にはスパイス
が使われます。
ハーブやスパイスの世界は奥深くて
面白いです。
私もこの生徒さんの
「ハーブ・スパイスの香り」
を受講してみたくなりました。
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